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Teater5005:手話と共に創る舞台芸術
トーク
Teater5005
90分
使用言語 :国際手話
通訳・文字起こし:日本手話・日本語(音声/文字)・英語(文字)
手話を中心とした舞台表現を通じて、ろう者のアートと文化を推進しているデンマークの劇団、Teater5005。芸術における多様性とインクルーシブな創作のあり方を掲げ、ろう者のボー・ホーデル、聴者のオーレリアン・マンシノ、ろう者のラグナ・ヒューセの3名が共同で運営している。本講演では、本芸術祭で上演される『オン・ザ・エッジ』に関するトークのほか、Teater5005の理念やこれまでの作品、そして創作のプロセスについて紹介する。ろう者の視点を重視しながら、聴者を含む多様な観客が共に楽しめるパフォーマンスを目指す彼らの取り組みは、芸術のアクセシビリティと創造性の新たな可能性を提示している。すべての人にひらかれた舞台芸術のかたちを探るTeater5005の実践に、ぜひご注目いただきたい。
 
Teater5005
デンマークの劇団。2009年、ろう者のアーティストであるボー・ホーデルの主導により活動を開始し、2023年に正式に設立された。現在は、ボー・ホーデル(ろう者)、オーレリアン・マンシノ(聴者アーティスト)、ラグナ・ヒューセ(ろう者)の3名が芸術共同ディレクターとして劇団を共同で運営している。これまでに、ニック・ペイン作『コンステレーションズ』を国際手話で翻案した作品や、第2作となる『オン・ザ・エッジ』を発表している。